ネタバレ
惑星ハラの環境を破壊する原因を作ってしまったことで罪悪感を抱き、自分を敬愛してくれるモニカに逢うのを躊躇っていたキャロルだったが…
モニカ:(失望されると思ってたら)家族なんだから完璧なスーパーヒーローじゃなくてもいい。そばにいてくれたら。
カマラ:(一方的に神格化されてると思いきや)推しすぎて実物に逢えただけで感無量だし全てが最高すぎて失望とかいう発想がないタイプのオタクだった(あとファンフィクであらゆるシュミレートしてきてて完璧じゃない、傷や弱さのある、対人関係苦手そうなキャロルも想定して萌えてたのかも)でも段々「推し」だけじゃなくてチームメイトに変わっていったのかな、リアクションしてる余裕なかったのもあるんだろうけど。
あとキャロルとモニカがぎくしゃくしてたのをカマラが結び付けてたのもよかったんだなあ。ハグにおいでおいでするとこよかったな……
Twitterでも書いてたけど、カマラみたいなキャラクターはこれまでだったら、いじめられっこやいじられキャラだったり、愛の重さをウザがられキモがられるためにいるオタクだったりしたけど、多少不振がられてもちゃんとまともに扱われてヒーローになりチームの一員になれてすごく良かった。みそっかすじゃなくて。そういうカマラを描いてくれてありがとうーー。
ネタバレその2
シークレット・インベージョンから引き続いて受難が続くスクラルの難民問題、ハラとの衝突など、ヘビーなシーンもあった。シークレット~よりは表現がドス重くないとはいえ。
スクラル人の一部を引き受けてくれるためにちょっとだけヴァルキリーが出てきて、キャロルとハグしていったシーンは心があたたまった。いい…。
ただ、
パク・ソジュン演じるミュージカルの国の王子様とキャロルが(おそらく王子を助けたことでしきたりにのっとって)法的に結婚してしまってた、ていうくだり、ヤン王子は確かにやたらと美しいし、あれで喜ぶ人もいるとは思うので、要らんだろとまでは言わないけど、お姫様モードのキャロルのお人形さんみたいな硬い様子(に見えた)と合わせて、私はどう受け止めればいいのかわからなかった……。