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『ロシア紅茶の謎』ネタバレる 

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『ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)』有栖川 有栖
再読。作家アリスシリーズ第3作目&国名シリーズ第1作目。短編集のおもしろさを教えてくれたのがこの国名シリーズなので、再読でも心躍る。コンパクトで切れ味の良い作品が並びます。殺人事件から推理ゲーム部分をピックアップした趣の「動物園の暗号」「屋根裏の散歩者」。最後の一行がキレキレの「赤い稲妻」「ルーンの導き」。「八角形の罠」は舞台からのノベライズ。表題作は火村先生が一番茶目っ気がありながら、冷静且つ攻撃的。やくざに凄む姿、見たいですよねェ。角川から出ている作家シリーズよりシャープなシリーズです。

bookmeter.com/reviews/11612955

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