昨日の話ですが、ラストマイルを見てきました。アンナチュラルやMIU404がそうだったように、今回も徹底して仕事をするひとを描いていて、それぞれがそれぞれの役割というか、為すべきことを迷わずにまっとうする姿は格好良いんだというのを見せてくれて、よかった。でも、同時にこの世界には理不尽がたくさんあって、もう絶対に取り返しのつかない過去のこととか、知ってれば手を伸ばしたのに知らずに間に合わなかったことなんかも、当たり前に誰にでもあるってことも一貫して描かれていた。たくさんの後悔だとかやるせなさなんかを重ねてみせて、それでも必死にやればちゃんと間に合うこともあるんだよ、ってやさしく背中にぽん、と触れてくれるような映画でした。この苦くも温かみがある後味は、前二作と同じで、あぁ好きだなぁ、って思いました。どこかでパンフレットを手に入れて、もっかい見たい