それほど親しいわけでもないのだけど、同じ大学で同じ時間を過ごした(しかし、当時は全く知らなかった)方の訃報に接しました。
同い年の方が亡くなると、心がざわつきます。
私はお目にかかれませんでしたが、数日前に職場に来てくれていたそうです。
非常に穏やかでおとなしそうな方でしたが、葬儀は家族葬で行うと固く決めていたそうです。
そのようなことを決めていたのは、時間が限られていたことを自覚されていたのだろうと思います。
そんな中で我々の職場に来てくれたのは、そこまで愛着というか何かを感じてくれていたことを感謝したいと思います。
近々京都に出かける出張の際に、その方がバイトされていた栁月堂のパンを買ってこようかと思っていたのですが、それもかなわなくなりました。
色々手作りの品をわけていただいていたのですが、それももういただけなくなりました。
正直、あまり健康に恵まれていない方という印象がありました。
本当にそうだったかどうかはわかりません。
もしそうだったとすると、病を引きずって生きる者として、そのしんどさをちょっとだけですが理解できる気がします。
どうか安らかに。