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ダンジョン飯を読了しました! 

イヅツミというキャラクターが、私にはどうも突然出てきた感が否めなくて、うまいことハマらないな…と思っていたんですが、こういう結末に持って行くにあたり大切なキャラクターではあるなと。他のキャラはみんな、当たり前に食の大切さ、好き嫌いせず食べることの大事さを知っている。良くも悪くも素直なイヅツミが、冒険を通して少し成長できた…というのは、読者にとってもわかりやすい指標になっているなと。
あとね、私サキュバスの回で泣いちゃいました…イヅツミが最後、オス猫の死骸を前に「これがお前の好みか?」と語りかけるシーン。「悪くないじゃないか」ってふっと笑う、あの瞬間になんだかもう、抱きしめたくなってしまって。あのときようやくイヅツミは、自分の境遇を受容できたのだと思うのです。だからこそ最終戦、「私の呪いはどうやら解けないようだから」って言葉がすんなり出る。あんなに「はやく私の呪いを解けー!」って暴れてたイヅツミが。少し悲しく、でもひとつの救いですよね。
というかヤアド人形と旅に出るつもりだったんかお前…という。戦いの中でぽんとそんな発想に至れるところも彼女らしいですね。

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