会社ではずっと人の観察をしている。この人嫌いだなと思うことはたびたびあるが、それを観察フィルターで濾過することで、自分の気持ちができるだけ波立たないようにしている。
「この人ってどうしてこうなの?」と思ったときにはいろいろ仮定をたてる。前職をすぐ持ち出して今を貶める発言をする新入のおじさんは、この程度の会社で仕事をしている今の自分をまだ肯定できてないんだなと思ったりする。世界にはエクセレントな会社はたくさんある。彼が働いていた会社はそのうちの一つだったのかもしれない。残念ながら今の弊社は違う。それは事実だ。
でも崩壊しそうな会社をアトラスのように支えてきた(と思っている)私は、やっぱり貶められると悲しいしむっとするのだ。
仮定じゃなくて仮説だった。ま、いっか。