広島県のとなりに住んでたこともあり、東京に行ってはじめて広島風の店に入るまで、ふだん食ってた大阪式のお好み焼きをなんとなく広島風だと思いこんでた。両者の違いはきっとソースの風味の違いくらいなんだろうと。
はじめて広島風お込み焼きを食べたときはカルチャーショックだった。
まず店の人に麺の量をどうするか聞かれた(値段据え置きで何玉か選べる方式だった)。焼きそばじゃなくてお好み焼き頼んでるのになんで麺の量を、と思いながら「麺はなしで」って言うと店の人もいっしょにいた友達も驚いて「なに考えてんだお前!」「ぺしゃんこのやつが出てくるぞ!」って感じになったのでしぶしぶ1玉で注文した。
鉄板で焼かれてる料理を見て、この世界には焼きそばにキャベツともやしを乗せたのをお好み焼きと言い張ってる人たちがいたんだと知ってショックだった(今では広島風の方が好きだけどね!)。