ヴリトラの好きなとこ ※ストーリーの内容に触れてる
登場済みのドラゴンたちの中だと言動や行動がかなり人間寄りで、でも自分自身は人間ではないのであえて一線引いてるムーブがめちゃくちゃ好きなんだよな
姉が絡むと明らかに落ち着きなくす感じとか変異した住民を攻撃できないでいる様子とか、それまでに出てきたドラゴンたちと比べると愛という感情に対してすごく身近というかわかりやすいふるまいをする一方で人間を完全には信用できてなかったことが太守の一件でわかるって感じなので、その臆病さがめちゃくちゃイイとなってしまうんだなあ(ろくろ)
自分の力をめぐって愛する子らが争うのを恐れて正体を隠してたっていうのはそれはつまり住民たちがそういう人間である可能性を捨てきれていないわけなので人間のことを完全に信頼はできてないんだよな、でも登場当時のフレースヴェルグみたいに全く関わらずただ静観し続ける選択をとれるほど諦めの境地って感じでもない、誤解を恐れずいうならどっちつかずで中途半端なところがすごい好き
文字数オーバーしててウケた ※ストーリーの内容に触れてる
関係ないけどヴリトラ以外だとニーズヘッグもかなり人間に近い感性だと思うけど、ニーズはドラゴンとしての力を容赦なく復讐に使ってたのでその点で共感はしづらい
ただ1000年間も生かさず殺さずひたすら恐怖と絶望だけを与え続ける程度に妹のことを大事に思っていたわけなので、愛はものすんごく強いと思う
このへんはある程度対比の意図もあるのかもな〜と思う、兄と妹、姉と弟って関係なのも狙ってる気はしている