■はじめに
教科書で習う「世界史」はThe西洋視点の見方。このシリーズでは、アジアの視点から大局を捉えてみよう
■古代文明の起こり
・「四大文明は大河のそばで発展した」と習ったかもしれないが、それだけだと不十分
・確かにメソポタミアは大麦の収穫倍率が30~80倍(!)(尚ヨーロッパは約2倍)等、農耕民にとって神すぎる土地だったが、文明の起こりには遊牧民の存在が大きかったと考えられる
・農耕民と遊牧民が出会うところで交易が始まり、文明につながる。農耕民だけでは文明は始まらない
■メソポタミアっょぃ
・この時代にメソポタミアから世界に広がった「都市のスタンダード」
→人と富が集まる場所を城壁で守る、という形
・都市で生まれた文字や鉄製武器などのイノベーションにより、ローカル支配から広域支配へ
■いよいよオリエント一帯を支配する時代
・前7世紀 アッシリア
→過酷な統治により各地で反乱、60年ほどで滅亡
・前6世紀 アケメネス朝ペルシャ
→寛容な統治。州制を敷き、街道により点と点をつなぐ情報伝達システムを構築。長期安定統治へ