見て良かった。フェミニズムの入門という感じなのだろうか。今までフェミニズムに興味のなかった人に見てもらいたい。
バービーさんの回し方が優しくて良かった。
階層的反感、というのが心に残っている。社会を変えようとするとき、変えようと思えること自体が特権的なことなのだと思うし、変えて、救いたいはずの階層(労働者階級だったり性暴力を受ける若い女性)と隔たりがある・・ということなのかな・・と。それを意識していくことが社会を変えるときに必要なことなのかもしれない。
あとはホモソーシャルの話も面白かったし、リプロダクティブ・ヘルツ/ライツのことも、性的虐待を語れるようになったことも、100分では足りないくらいで、毎週やってほしい・・
もちろんトランスの人にもスポットをあててほしいし、トランスを排除するフェミニスト、sexワークを排除するフェミニストもいて「フェミニズム」に問題がないとは言えない。でもやはり語られることで問題が見えてくることもあって、腫れ物に触るように避けるのではなく語られ、批判され、少しずつ皆が幸せになるための議論が増えたらいいと思う。