イーロン・マスク、Twitterにシャドウバン確認機能を追加へ。理由と異議申し立て方法も案内|テクノエッジ TechnoEdge https://www.techno-edge.net/article/2022/12/09/600.html
2022 Dec 9 19:28
Twitterを買収しCEOに就任した実業家イーロン・マスクが、「シャドウバン」されているかなどアカウントの状況をユーザーが自分で確認できるアップデートを予告しました。
アップデート後はTwitterユーザーが自分のアカウントについて、いわゆる「シャドウバン」の対象になっているかどうか、なっていればその理由を確認できるようになるとともに、異議申し立ての方法も提供されます…
「シャドウバン状態を確認できるようにします」とは、結局「シャドウバンしてたしこれからもします」宣言ではありますが、とはいえその理由を確認できるようになるのは大きな進歩。
いわゆるシャドウバンの大きな問題として、リーチや露出が制限されることよりも、自分がその状態になっているか分からない、なぜそうなったのか、どうすれば回復できるのか分からないという点があります。
イーロン・マスクの「ヘイト発言も消したりアカウント凍結はしないけれどシャドウバンします」方針が今後どう転ぶか、表現の自由の守護聖人と信じて称賛してきたフォロワーから裏切者扱いされないか、ツイッターの収入の大半を占める広告の出稿企業を安心させるか、App Storeなど配信プラットフォームや政治からの圧力をかわせるかはまだ分かりませんが、外部のチェッカーを使わず自分のステータスを確認でき、原因も把握でき、訴える先が用意されるならば大きな進歩です…
昨秋にはシャドウバンされたことがあった。「Search Suggestion Ban」「Reply Deboosting」「Search Ban」の三つ。
("Reply Deboosting" は当該ツイートを削除すれば自動解除になるので、通報の経緯を知ることができる。 やってみたら、代替療法士が「着圧タイツを履くと骨盤が歪む」と背骨が傾いたレントゲン写真をツイートしてたので「エビデンスください」と書いたものだった。)
気づいてから三日ほどで解除されたけど、それからもインプレッション数は後から鍵垢になった時とほぼ変わらなかった。かえって鍵垢になってからの方がフォロワーからのリアクションが増えたぐらい。
私がされていたかどうかはさておき、シャドウバンとして定義づけられている4つ以外に、ツイートの表示機会を下げるアルゴリズムがあったとしてもおかしくない。
画像添付しそびれました。
シャドウバンの種類。