中國人搶購特定感冒藥 日本藥妝店缺貨
日本藥妝店感冒藥琳瑯滿目,其中大正製藥的百保能黃金感冒藥被中國人視為「神藥」,近日在日本大量搶購,許多藥妝店只好用中文標示限購數量,有些店家已經缺貨。
中國政府約2週前一改清零政策,放寬防疫政策,但因沒考慮到藥品供應、醫院量能等配套措施,使得人心惶惶,出現民眾大量囤購感冒藥等情況。在香港、澳洲、台灣傳出市售感冒藥被搶購的消息後,近日日本也出現大正製藥廠的百保能黃金感冒藥被大量蒐購的情形。
中央社記者友人在東京的藥妝店擔任藥劑師,12月11日傳來LINE簡訊說:「剛剛一名中國人買了24盒感冒藥,3萬多日圓(約新台幣7000元),店長很開心。」友人說,中共突然開放防疫政策,中國的退燒、止痛藥、感冒藥都沒處買,在日本的中國人狂買。
記者當時趕緊去東京鐵塔附近藥妝店觀察,店內的感冒藥充裕。不過,隔3天上述友人傳來簡訊說,香港已出現缺藥潮了,還傳來一則台媒「搶藥潮燒到台灣!」的報導以及一則中國媒體報導,標題是「北京十多家殯儀館日夜運作火化遺體需排期6天,墓地售罄」。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f045c973a845010ca5b6b84c6ac65a68fffeac7
「ずっと品切れが続いている。昨日20箱ほど入荷したが、中国系とみられる人が1人で全部買っていった。当分、入荷の予定はない」と東京都内の大手ドラッグストアの薬剤師が明かす。
欠品中の薬は大正製薬の総合感冒薬「パブロンゴールドA〈微粒〉」。都内の別の薬局でも「『44包入り』の一番大きなタイプに人気が集中している。日本の薬は優秀で、いいものは他にもたくさんあるが、口コミで広がっているのだろう」と話す。
同製品の44包入りのメーカー希望小売価格は税込み3025円で、店頭では安いところでは1500円台で売られている。一方、中国のSNS上は「1万箱入手」「299元(約5700円)」などの転売告知であふれかえっている。
中国事情に詳しいジャーナリスト、奥窪優木氏は、「中国の人たちは、ゼロコロナの緩和で感染状況が悪化するとみており、国産の風邪薬も売り切れが相次いでいる。日本の薬の信頼度は高く、特に『パブロン―』は『神薬』として中国人旅行客に大人気だった。自衛のため買い占めているのだろう」と解説する。