看到這類報導,旅居日本的中國人心理當然受影響。12月15日上述友人來訊說:「今天店裡面陸陸續續來了好幾個應該是旅居日本的中國人買藥,還和在中國的人微信視頻,大聲說話。」
幾天後,上述友人受在中國的朋友之託,買了2萬多日圓的感冒藥、止痛藥等寄到中國。日本朝日電視台報導,東京池袋出現中國人蒐購感冒藥的情況,有的藥局貼出標示寫道:「一家族最多購買5盒」。
記者今天到東京鐵塔附近藥妝店看到架上仍有很多感冒藥,但大正製藥廠的百保能黃金感冒藥上以紅底白字中文標示著:「這種感冒藥,總共最多2個」(限購2個),但藥品空盒上用白底日文黑字標示著:「品切中」(缺貨中),還標注:「抱歉,目前缺貨,是因廠商缺貨,尚不知何時進貨。」
大正製藥廠的百保能黃金感冒藥之所以缺貨,是因為這款感冒藥曾被列入遊日購物指南的「十大神藥」之一,加上日前中國社群網站「微博」有人聲稱服用這款感冒藥後緩解了COVID-19(2019冠狀病毒疾病)症狀。推特上有人上傳中國人大肆蒐購這款藥的照片。
週刊雜誌Flash電子版報導昨天指出,大正製藥被問及百保能黃金感冒藥被搶購一事時回應說,這款感冒藥在日本長年販售,從以前就有很多中國人知道這能緩解感冒症狀,在疫情發生前就很普及。最近社群網站上有人說服用後症狀減緩了,因此成為話題,需求急增。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f045c973a845010ca5b6b84c6ac65a68fffeac7
「ずっと品切れが続いている。昨日20箱ほど入荷したが、中国系とみられる人が1人で全部買っていった。当分、入荷の予定はない」と東京都内の大手ドラッグストアの薬剤師が明かす。
欠品中の薬は大正製薬の総合感冒薬「パブロンゴールドA〈微粒〉」。都内の別の薬局でも「『44包入り』の一番大きなタイプに人気が集中している。日本の薬は優秀で、いいものは他にもたくさんあるが、口コミで広がっているのだろう」と話す。
同製品の44包入りのメーカー希望小売価格は税込み3025円で、店頭では安いところでは1500円台で売られている。一方、中国のSNS上は「1万箱入手」「299元(約5700円)」などの転売告知であふれかえっている。
中国事情に詳しいジャーナリスト、奥窪優木氏は、「中国の人たちは、ゼロコロナの緩和で感染状況が悪化するとみており、国産の風邪薬も売り切れが相次いでいる。日本の薬の信頼度は高く、特に『パブロン―』は『神薬』として中国人旅行客に大人気だった。自衛のため買い占めているのだろう」と解説する。