今度はさ、薛洋は顔はいいけど、忘羨が義城にきたら格の違いが云々ってやつ。
そりゃ主役は主役だってだけでブーストかかってるんだからそっちが格上に見えるのは当然でしょう作者が意図的にそういう風に作ってあるわけだから。
だけど、物語全体のボリュームからみて一割にも満たない義城にはまって抜け出せない人が結構いることを考えたら、作者の意図を超えたところでキャラが独り立ちしているからではないか、とね。
ついったでは何度か書いたけど、たくさんいた金氏の客卿の中でただ薛洋だけが(不完全とはいえ)陰虎符の再現に成功してるのは、陰虎符が「魏嬰の乱葬崗に落とされた苦しみ」から生まれたものだとして、薛洋にとっては普通に生きてるだけでそれに近い苦しみだったってことなんじゃないのかな、とかように考えておるわけですよ、私は。