最近よく考えていること。
戸籍制度。
家父長制や家制度も嫌いなわたしだが、戸籍制度が当たり前だと思って育ってきた。
色々と学んで自分の中の矛盾を見つけた。それは大きく思考をループしているので、さらに学んで自分が納得のいく落とし所を見つけていきたいと思う。
まだ答えに辿り着いていない。
わたしは苗字にこだわりが一切ない。だから子どもの頃は好きな人と結婚して、相手の苗字になる事を想像してドキドキしていた。
それは相手と「ずっと一緒」に憧れていたのだと思う。
結婚とは一生添い遂げるものだと思っていた。
そしていざ結婚する事になり、なんの迷いもなく相手の苗字を選んだ。それは苗字にこだわりがないので、自分の家系を継ぐという意識がない上に、苗字で自分のアイデンティティが崩れるとは思っていなかったからだ。
結婚してもpalはpal。そう思っていた。
しかし戸籍上、わたしは別の名前に変わり、新しい人生をスタートした気になった。苗字は関係ないと言いつつ、新しい名前に変わったら新しい人生が始まった気になる。なんとも勝手な思考だと思う。
🆕palが爆誕した。
しばらくして子どもを2人産み。そして離婚した。
離婚時に、わたしは相手の苗字を選択した。それは新しい人生において「結婚して子どもを産んで離婚したわたし」がそのまま生きていくからだ。
元に戻す理由が見つからなかった。
もうひとつは、親の離婚により子どもの苗字を変える事に違和感があった。
生まれてきた子どもには、そのままの名前で生きていく権利がある。苗字を変えたくなったらその時に自分で選択すれば良い。その時はみんなで旧姓に戻せば良い。
上記は相手には伝えなかったが、わたしは旧姓に戻す事なく離婚の手続きを進めた。
すると、離婚の話し合いの中で「旧姓に戻せ。うちの苗字を名乗らないでほしい」と相手の親が言ってきた。
ここが非常に腹が立っていたポイントで。「わたしがどの苗字を名乗ろうがわたしの自由だ」そもそも相手の親の戸籍とわたしの戸籍は全く別物で関係ない。
あなた方の「苗字」はあなた方“だけ”のものなの?
わたしは苗字にこだわりがないからこそ、離婚後も旧姓に戻さないというこだわりが生まれた。
一つ前の苗字にはいつだって戻れる。だから子どもたちが大きくなってから家族3人で話し合おう。それまではわたしの意志で、この苗字を名乗る!だれになんと言われようとも!!と。そして、苗字にこだわりのないわたしが苗字にこだわる矛盾が生まれた。
#ぱるのおはなし今日はここまでにしよう\( ¨̮ )/
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もうひとつは、親の離婚により子どもの苗字を変える事に違和感があった。
生まれてきた子どもには、そのままの名前で生きていく権利がある。
苗字を変えたくなったらその時に自分で選択すれば良い。
その時はみんなで旧姓に戻せば良い。
上記は相手には伝えなかったが、わたしは旧姓に戻す事なく離婚の手続きを進めた。