ミチルさん、なんかこう…兄弟弟子風にいうと「チレッタの息子」って肩書き（？）看板に囚われすぎてるよなあ　今までフィガロのせいもあるけど強くなりたいと思ってるのに全然できなくて、チレッタの息子っていうところしか頼るものがなかった反動が一気にきてるんだろうけども…

ミチルさんこのままだともっと強い石、もっと強い石ってなりそうだし、そうなった時にもう変容を止められなくなりそうで怖い

私は正直、将来的にミチルさんが望むなら、チレッタやフィガロが北の国を捨てて南に来たように、逆に彼が北の魔法使いになっても構わないと思う（そこまでのことになるかはわからないけど）でもチレッタの息子だ！って自分を大きく見せたり大きくなったと思いたがってるうちは、北で生き抜けるような魔法使いになるのはむりだろうなとも思う
自分だから、信じないといけないのは

今、ミチルさんは強くなったのにどうして認めてくれないんだ！どうして！ってなってて、彼を説得したり納得させるって正直無理だと思う、若い子ってそういうもの…
ミチルさんを今先走らせてるものって万能感だよね。人間でもその年頃であるような。裏腹に無力感も抱えてるものだけれども。

ミチルさんがいきなり力を持って、だけど精神的に幼くてその力を持つものとして適切に振る舞えず、自分は強いんだからと勝手な行動をするようになってしまうと、彼を制御しなければと思ってる（し実際そうなんだろう）フィガロは、強さの序列に従わせる形でミチルさんを取り扱わなければならなくなるだろうし、それは、望みとは違う不幸なことだと思うんだよな…

今はまだ、今までのミチルさんとそれほど変わったようには見えないけど、このまま行くと兄様やリケちゃんにマウント取ったりしてしまって後で後悔する気がする

あと、ミチルさんのことですごく怒ってる賢者様をみて一瞬驚いたやけど、レノフィがミチルさんの話題になったあとすぐファの話題に移ってる、誰もミチルさんのことをそれほど真剣に考えない！って言ってて、私もあっ確かにそうだなって思った

レノフィが2人で話してるとき重要度で言うとマナ石食ったらしいけどとりあえずは大丈夫だったみたいねっていうミチルさんと、数百年来のファの問題でいうとどうしてもファの方が優先
それは私は革命軍とレノフィのオタクだから彼らの目線で見てて当たり前で疑問にも思わないことだったけど、ミチルさんから見たらそうなんだと思う
2番目の話題。

子どもには何よりつらい。

ミチルさんにとっては、生まれたときから自分のできごとは「母の死」や「兄の犠牲」の裏返しで、なんかそうだったんだと思う、
なんか足りないから「チレッタの息子だ！」っていうのを一種の権威みたいに思ってた感じがする

ルチさんが私たちの母様は大魔女チレッタなんですよっていう時と、ミチルさんがいう時ニュアンスが違う
ルチさんはやっぱり思い出があるからその話をしているんだけどもミチさんは姿形も声も何も知らない母だから、自分の空虚さを埋めようと彼女の名声を都合よく気持ちに合わせてしまうようなところがあるけど、さすがに仕方のないことだろうなとも…

あとやっぱりなんだかんだ性格が、ミチルさんは活躍したいんだよね　パッと目立つようなことをして、みんなにカッコいい！と思われたいみたいなちょっと出たがりの気持ちがやっぱある　それが彼の心の弱さにもなってる
彼の場合、力があるってことの意味がカインやしのぴっぴみたいな若くてもそれなりの実力を備えて目立つ活躍をする子と比べて全然実が伴ってなく、なのに目立ちたい思いだけがある　これは良くない
いつか嘘をついてしまうのではないかと思っていたけど、その前にこんなことになってしまった

勉強ができて努力家の自分では本当には満足できないミチルくん、、、

それはやっぱり構ってほしい気持ちの裏返しなのかもなあ
状況的に色々あるとはいえ、みんな、ミチルさんにはちょっと待っててねっていって他のことをしてる感じがして、彼は素直ないい子だったからずっとそれが当たり前だと思って待っていたけど、そろそろ、どうして⁉︎と、いつも自分が待たされるのはどうして⁉︎という気持ち、不満の本質に気づくための要素が揃ってしまって、あとは時間と切掛の問題

ザラと同じだよね
僕を仲間に入れてくれない人たちのルールを守っていたなんて。
こうなる。そのうち。