ボイコット対象にあった伊藤忠がイスラエル軍事企業とのMOU(協力覚書)を終了するニュースがありましたが、『パレスチナを知るための60章』を読むと、イスラエルに対するボイコット運動の100年ほどの長い歴史をかいつまんで知ることができます。現在おこなわれているBDS運動はアパルトヘイト時代の南アフリカに対するボイコットを参考にしてできたもので、2005年7月から始まったものです。
ポイントは「国際社会」が国際法違反を繰り返すイスラエルに対して有効な圧力をかけられず機能不全の状態にある中で、市民の行動によって圧力を形成するためにこういった運動が起こっているということ。また、組織的な運動なので集中して狙うターゲットが存在し、個々の倫理的要請に基づく行動とは別個で考えるべきものです。
日本のBDS運動についてはこちら↓
note.com/bdsjapan/n/n9fef3f7e0

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