中堂さんが評価した『見上げた根性』の犯人の最後のシーンがとっても詳細で生きたまま火に包まれるところが生々しくて、映画だからそういう規制も少ないし、でも爆破のシーンもサラッと流してたのになぁと思ったけど、もしかして、この前に三澄ミコトが言っている『そんな根性ならない方がマシ』を現実にする言葉なのかなと。
悲惨な死に方である犯人、そして、死ぬ必要なんてなくてそこに存在した証拠。
犯人にとっては全てが間に合わなかった。まさにアンナチュラル的な要素だった。
何もしなかったから今がある。
何かをすれば未来は変わる。
アンナチュラルとMIU404の世界線と価値観が交差する瞬間なんだなと改めて脚本凄いなぁとなるなどしました。

山崎祐の話
たすくくんって、アンナチュラルの幸せのパンケーキに出てきた佐野さんの息子の名前だから、また工場関連？！ってなったんだけども関係はないのかな。あれも労働環境の話だったから少し関連するのだろうか。タスクと掛けてるのかな。
やまさきたすくという濁らない名前。
病院の点滴の名前を恐らく東大モチーフの大学病院クラスで手書きなんかするかよと思うし、いくら間違えやすいと言っても間違えねーよ！取り違えじゃねーかと思うなどしたけど、こんな状況になってなお犯人に仕立てられて名前を間違えられる不憫さややるせなさ、そしてそれを慮る志摩と、ライトをそっと消す伊吹の優しさに心撃たれた。

ホワイトパスを持つスタッフは9名、それに対して１ヶ月で2000人超の派遣が働く倉庫
あのCM、デリファス倉庫に向かうスタッフの乗る電車を中心に流れてたけど、誰か一人でも偽物だと気づくとか、違和感に気づいて本部に連絡して、ちゃんと事に当たって山崎祐の真相を公表し謝罪してれば爆弾は回収されて事件は怒らなかったかもしれないのに。
所で、テロに屈しないアメリカは日本よりそういう脅迫的なものにはしっかり対応しそうなのにしなかったのは個人的にサラが揉み消したってことなのかな。
つまり、サラも何もしなかった人であり同じレールに乗ってる人なのか。