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記憶喪失6さん 

7ちゃんとお付き合いをしていて、そろそろプロポーズでもなんて考えていた6は魔物との戦闘の影響で魔法学校卒業直後以降の記憶を失ってしまった。
7ちゃんは6に自分たちが恋人であることを隠して欲しいって周りの人間に言う。
6は自分の部屋に置かれる見たことない小物に違和感を覚えながら、数年も記憶失ってればこんなものかと納得したり、7ちゃんが卒業後から飛び抜けて美しくなってることにも驚きつつも顔には出さない。自室の机上にあった水色の封筒が誰のために用意したものか分からなかった。
ある時、ハーレで聞こえてしまう。
「ナナリーもこういうの恋人に贈ればいいのに」
「…魔導書でも喜んでくれました」
自分の忘れた数年のうちに、彼女には恋人がいる。自分のままならない想いとの決別は既に終わっているのかと。そんなモヤモヤしてる6さん。

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