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NHK学びのきほん「自分ごとの政治学」
そもそも左派とは右派とは保守とはリベラルとは…の起源が分かって基本的知識のない私にちょうどいい本だった。言葉も易しいし、字も大きくて読みやすいし。

特に「保守はリベラル」という項に驚きました。
「保守は、人間の理性は完璧ではないという懐疑主義があります。故に自分の主張も間違いがあるかもしれないと考えます。だから、常に他者に耳を傾ける態度があるのです。そこでいい分があるとなったら意見のすり合わせを始める、これが基本的な保守政治のあり方です。この考え方は自由を尊重するリベラルのあり方に非常に近いといえるのではないでしょうか。」(意訳)保守すごく良い〜😳✨✨となった。
保守派の人の「近年の自民党は保守ではない」の言葉の意味が少しわかった

他にも大きい政府と小さい政府、寛容か国家主導の゙規範か、考えるとっかかりになりました。日本ってめっちゃ小さい政府なのか〜フムフム

books.rakuten.co.jp/rb/1650458

この本の第4章「死者と日常の政治学」に、立憲主義は死者の経験から成立した憲法が生者の意思(民主主義)に「とはいえ、これはやってはいけないよ」と制約するということ、この社会は生者と死者みんなでつくっているんだよという部分がありました。
急な訃報に接してそれを何度も思い出します。

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