これ、女性というより、ロボット的なものの限界としての高音萌えの方が当時は強かったから、人外萌えの要素が強かったんじゃないかな? 初音ミクという存在を題材とした楽曲(初音ミクの消失 など)はそういう高速で歌える人外っぽい高音というニュアンスがあるかな、と。
ただ、supercellみたいなJポップらしい楽曲の高音は、確かに小室サウンドあたりの影響を受けてそう。
初音ミクの前にMEIKOやKAITOというまぁ人間ぽい音域のものがあったけど、それより何より初音ミクの「人外さ」がウケた気がする。
後発のリンレンより、さらに後の比較的女性の声色な巡音ルカやメグっぽいどの方が楽曲としての使い勝手的には出番が多かった気もするし、初音ミク自体の物語の強度の問題もあるかなぁ。
今はもっとろりろりした声が人気な気がしなくもないので、それはそれで気になるけども。