SAND LANDのネタバレしたくないからアラレちゃんの話するけど、オボッチャマンがペンギン村の学校に転入した時に
①ロボットだけどよろしくお願いします
②え〜ウソだ〜
③本当ですよ(頭を外す)
④そんなのアラレちゃんもできるよ〜
ってアラレが頭外して、一笑に伏せられるところめちゃ好きなんよ
アラレはロボットである事を内緒にしててるんだけど、隠すような苦労や配慮は全くなくて、それはあの村のアホさと寛容さに救われてるのがこのシーンに詰まってる
この、いろんな人々を大きな何かで包んでしまうようなスケールの広い博愛がとりやまあきらの思想だと思ってて、こう、涙腺を殴られるんだよ
ちなみにDrスランプではタイムマシンで十年後の未来を少しだけ紹介する回があるんだけど、オボッチャマンとアラレの未来がマジで良くてさあ……
ロボットの恋愛を描こうとすると、人間との違いとか子供が作れない障害で深刻になりがちだけど、とりやまあきらの魂はそんな些事をやすやすを超えてくる
最近は多様性と言うとなぜか狭い意味に捉えられがちだけど、とりやまあきらの描く多様性は「ボクの好きなものはみんな面白おかしく過ごして欲しい」という素直なもので、だから受け入れられやすいし「ボクの好きなもの」が幅広いからスケールが大きく見えるんだろうな