そういえばさ、時々「戦国時代に生まれてみたかった」とか「ヴィクトリア時代に生まれ変わりたい」とか言う人がいるんわけだけど、いったいどうやってやるんだろう?
つまり、生まれるからには両親が必要なわけで、というからには両親もその時代に存在してくれないといけないのだけど、そうなると先祖代々全部その時代までに生まれることになって、なんかタイプパラドクスみたいなことになる。
そうでないとすると、16世紀の日本なり19世紀のイギリスなりにいる人から産まれることになるんだけど、そうなると脳を含む身体の構成が変わってしまうから、別な人になるわけで、「生まれ変わり」とは呼べなくなる。
となると、生まれ変わるというのは、何だろう、人間の存在についてのかなり大胆な仮定(霊魂の存在とか)に基づいているよな、とか最近は考えている。
エヴェレットの「多世界解釈」の論旨を前提とすれば、確率的には起こり得るわけなのだけど、そもそも「多世界解釈」自体が問題山積な理論なので、実際的には「やっぱ、それってなくね?」な感じなのだと思う。
QT: https://mastodon-japan.net/@lematin/113361844603070836 [参照]