図書館で借りられてなかったので、後編も借りて読み終えました。
公安の扱う事件なので、スケールがでけー！　と思ったけど、十一係のときもテロとかそういう事件扱ってるんだよな。個人的には犯罪の動機として好きではない。やっぱりどろどろの怨恨が好きなので……。そういう点では、この事件の真犯人は一応、怨恨ではあったな。というか殺人は殺人、テロはテロで別物というか。自分の神を殺された復讐と、神の見た未来を叶えるためのテロと。
十一係は塔子の視点で物事が進むので、鷹野さんが何考えてるかわからないというか、めちゃくちゃ立派な先輩に見えるんだけど、こっちの話は鷹野さん視点で進むので、彼の印象がちょっと変わる……かな？
ようやく元相棒の事件の決着がつきましたが、十一係続いてるんだよな。あっちの鷹野さん、まだ犯人探ししてんな……読者と作者だけが真相を知っている状態で読むの、なんか、こう……ね？
#読書　#読了