最初ホラーかな？？ホラー苦手だよどうしよ…て思ってハラハラしたけど怖くはなかったな。

割と早い段階で両親は妄想だとわかるじゃんね、そこからの「この言葉も愛も、アダムが長年望んできたものを妄想の中で言わせているだけなのか…」と悲しくなって泣いちゃいそうだったんだけど、両親が幽霊と判明して、彼らの言葉も愛も妄想ではなかったとわかったのは良かった。それでも泣いちゃいそうだったけど。切なくて寂しくて。

クラブの辺りでハリーも妄想か？と気付いたけど、正体がちょっと予想の斜め上でしたね。死んだ後とはいえアダムと心のつながりが持てて良かったね…の気持ちと、でも死んじゃってたんだよね…の寂しさ。

なんかずっと寂しかったし切なかったな。原作も気になる。でも原作は異性愛なんですかね？書影見たら表紙が女性だったんだよな。ゲイであることへの葛藤と両親の受容、というテーマが原作にはないのだとしたら、そこまで食指は動かないかなあ。クィアの物語の方が好きなので…