書き損ねて遅くなったけど、ここ毎年書いてるので今年も正倉院展の細々な感想書いとく
・今年の印象はキラキラというよりはツヤツヤ
ガラス系宝物もだけど漆皮箱と赤漆柳箱の漆の輝きが艶やかでたまらない
・最初のほうにある新羅琴、本体が截金で琴柱まで金泥で草花模様が描かれていて風流な趣
・聖武天皇愛用のクッション?こと紫地鳳形錦御軾は表布の鳳凰文様がゴージャス
模造作成の様子を見ていると現代視点だとあまり心地いい感じはしない(^^;
・青色ベースの長方形の花氈はよく見ると青と青緑のグラデーションで好み
・水精長合子を見た同居人がその加工技術に興味津々
・今年のメインの黄金瑠璃鈿背十二稜鏡は思っていたよりも七宝部分が薄いし明るい色味でやっぱり存在がオーパーツ
・四種の瑠璃魚形は文句なしに可愛かった。各グッズが完売するのも分かる
・漆彩絵花形皿とか銀盤の側面に花が描かれ或いは毛彫りされているのが個人的にツボ
・金銅杏葉形裁文とか金銅花形裁文、風にあおられてシャラシャラ音が鳴るのがミソなのか。荘厳には輝きと音がセット
・正倉院文書と聖語蔵のコーナーは文字の端正さを眺めるのが精一杯で、今年は署名部分をパネル展示したりどのような経典なのか説明が添えられていてちょっとありがたかった