眠れないからなんか書く。
歩いて30〜40分くらいのところにだだっ広くてなんにもない河原があって、ただ平べったい川が滔々と流れてるそばに芝生が広がってるだけなんだけど、そこに5時間くらい何をするでもなくただ一人でぼーっとしてた時があって、ふと「こんなに何にもないところに5時間もぼーっとできる人間って少ないんやなかろか…」とまわりの人気のなさを見ながら思った。
ちょっとゆっくり座ったり、散歩したりする人はいるけど、誰もそんなずっとはいないし…。
いや、たまたま見てないだけで、世の中には5時間河原でぼーっとしてて、その時間が好きだなあ、と思う人間もいるのかな。いるのかもしれないな。まあいるとしても、5時間ぼーっとできるって一種の才能なんじゃないかな、と思う。
いや、ちょっと人生に疲れてる気もする。
そういうときに、河原はいい。
河原ありがとう。
自然の中でぼーっとしてると、そのうち地面の様子が気になって、だいたいなんかいつも植物を写真におさめてる。
自然はいいなぁ。