水星の魔女、体調崩したりクソ防衛費の話のせいで感想書く気が失せたけど、10話まで見た。
事業を始めるミオリネは文句言いながらも充実していそうで、やっぱハイソな世界の人だったなーという距離感。ていうか、地球寮に平然と来てたりしてたのがもともと非常に稀有な状態だったのか。エランとのデートの誘いも一発目は「ロミジュリったら許さない」から、あまり間を置かずに「仕事づきあいになるから上手くやれ」という冷めっぷりで結婚が妨害されてたらそれでいいって打算にしか見えなくてもおかしくないね。
安直な百合消費させない狙いでもあるのか…でも同性愛視点からみてもロマンスがなさすぎてよ。やっぱOPEDのような手を取り合って走るスレミオ見せてたらさぁ。

でも、やっぱりたぶん、ミオリネはまだ自分の好意は相手にちゃんと見せないと分からないってことに気づいてないだけで、本心はスレッタに現ホルダー以上の好意を持っていることは確かなのよね。7話とかビジネスが絡むと打算も入り込んできてわかりづらくなるけど、9話のシャディクととスレッタの差がなんだったかっていうと、スレッタはグエルに「ミオリネへの謝罪」を求めて決闘したっていうのはものすごく大きかったんじゃないかと。

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スレッタとミオリネは関係は今後も中心的に描かれていくだろうけど、今んところスレッタがミオリネに比べて明らかに幼いので、今後の成長が、ミオリネを追って資本主義的な社会に適応していくものになるのか、はたまた既存のシステムに依らず独立した成長をしてミオリネを引き寄せるのかどっちかになると思っている。しかし後者の場合話数足りんのかな…。

水星を語る上で重要な「格差」も搾取されていく側の閉塞感を述べるだけが続いているから、ここもなんか変化が起きないかな。

8話、ガンダムを兵器として売るかどうかのところ。兵器と戦争の物語を書き続けてきたガンダムシリーズだから、「ガンダムは兵器が妥当」という前振りは必要なんだろうなー…。とくにこだわりなく兵器でいいって言い捨てる社長に、社員ら戦災孤児の視線が刺さるし意見を変えさせるしで結構シビアなシーンだったよな。
これ見ると、ミオリネ特権の位置で物言い続けてたらスレッタカから遠ざかるしなかいよな。まあスレッタはアーシアンではないのでそこは浮動性があるのだけれど。ほんとスレッタがどっち転ぶかわからんわ。

スレミオもだけどアーシアンの皆も幸せになって欲しいわ。従来のガンダムシリーズみたいに、決闘システムじゃなくて戦争中の設定だったらもう何人か戦死してるポジだよね、アーシアンのみんな。(学園もののテイで四人目のエランが処分されるような世界観だから怖いよね…)。

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