小学館世界J文学館 プラテーロとぼく
作 / フアン・ラモン・ヒメネス 訳 / 宇野和美 絵 / 早川世詩男
《スペインで最も愛されたロバの散文詩。
詩人の「ぼく」は心を病み、故郷のスペインの村、モゲールで療養する。「ぼく」の相棒は、やわらかい毛並み、黒い宝石のような瞳を持つ小さなロバ、プラテーロ。素朴で純粋な心の持ち主として、「ぼく」はプラテーロといっしょに喜んだり、驚いたりしながら、見たもの・聞いたものをプラテーロに語りかけていく。
…
全詩編をていねいに訳した決定版新訳。早川世詩男のイラストレーションも作品世界にぴったり! (新訳)》