豊島さんが飛び散る1手詰の本、私が初めて買った将棋実用書。
駒の動かし方から説明が載っている子ども・初級者向けなのだが、ところどころ将棋文体独特の言い回しが出てきて戸惑いが無いとは言えず。→以下、私の取り違えでなければの話だが、
画像の【1一金で…】や【2二銀打で…】の「で」は、Aとした箇所で(Aの代わりに、Aでなく)B、の意味なのだろうけれども、日常では使わない言い方なので、最初は誤植かとすら感じたし、なぜこう書いてあるのか納得するまでに少し時間を要した。おそらく観戦記や棋譜コメントには頻出する書き方なのだろう。全くの門外者だとスッとは読めない気がする。

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私が将棋の中継を見たり関連の文章を読むようになってまず独特でヘンテコだなと思ったのが、助詞のセンスというか。「歩を成る」「飛車を上がる」などの、能動受動どっちやねんという形。
ところがこの画像のセリフは珍しく【歩が成る】と、日常語どおりの能動形になっている、と思いきや、後半は金に「変身する」とはならず【変身させる】と結局ねじれが発生。

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