コゴール砂漠のオアシスでエッチしてくれ/ユリレイ
暑さに強いレイヴンを連れて頼まれた合成素材を集め終えたユーリがオアシスに着いた瞬間ブーツを脱ぎ捨てる。
「はー…終わった。俺様、全身砂まみれよ」
同じくブーツを脱いで水面に足をつけて上着を仰ぐレイヴンの横で次々と服を脱いで水浴びをするユーリに青年は恥じらい皆無ね…と若くしなやかな筋肉を見ながら頬杖ついて呟く。
「入らないのか?」
「そこまで暑くないしね、人が来たら困るでしょ」
「真昼間の砂漠にくる物好きは俺らだけだろ……」
「それに青年みたいにフルチンで水浴びなんて…ゔぉぉっ?!」
「何してくれてんの!うへぇ…服もパンツもびちょびちょ…」
もう…と肌に張りついた上着とズボンを脱いでいくレイヴンを後ろから抱きしめて髪紐を解いて肩口にキスをする。
「ローウェルさーん、仕事中ですよ」
ぷいっとそっぽを向いた顔を強引に自分の方に向けて唇を塞いだユーリに半分以上許してる自分の甘さに呆れつつキスを受け入れる。
「ん……?」
左手に触れるユーリの手が離れると指先に違和感を感じて確認する。
「さっきそこで拾った、やるよ」
レイヴンの薬指にぴったりの新品のように綺麗な指輪が発掘されたと平然とした顔で言うユーリが可愛すぎて「もう好きにして」と水浴びエッチしてほしい。