激しい突き上げと共にばちゅばちゅと結合部から響く水音とぱんぱんと肌がぶつかる後に堪らず相澤が仰け反る。
「んぅぅう"〜〜〜〜〜ッ♡♡♡」
「ごめんな、ショータ…俺ばっかり、気持ちよくなって……」
ショータも、となにが…？と口が開いたタイミングで太ももを掴んでいた手が相澤のペニスを握って腰の動きに合わせて扱くと快感で目の前に火花が飛んだ相澤が腰をビクビクと震わせる。
「ん"っあ"、あぁあ！！白雲、っダメっあ、あッ♡あ"ぁッーーー♡♡♡」
「ショータ、っあ…ショータぁ…イくっイく……っあ！！」
中に出して欲しくてギュッと締め付けるが一気に引き抜かれた感覚で相澤は壁に向かって射精をして白雲は引き抜いたペニスをバスタオルに押し付けて何度か腰を振って精液吐き出す。
もったいない……と射精をする姿もかっこいい白雲に尻穴をヒクヒクさせながら種付けを想像して「お"っぅ♡」と声を漏らしてイく相澤。
「タオル……洗って返す……」
俺、行かなきゃ……とズボンを履く白雲に洗わなくていいとバスタオルを取り上げて抱きしめると吐き出した精液をちゅぅぅっと吸う相澤の姿に股間が反応するが太ももを強く叩いて耐える。
「いってらっしゃい…」
相澤がいつも見送る時に口にする言葉が違うものに感じた。

「あ"ッ！ん"ぅぅう…ッ〜〜〜！！」
「ショータ、また我慢してる…」
抱え上げられた体勢でペニスを挿入されて白雲の首元にしがみついた相澤は自分の体重で深く入り込んでいくペニスに貫かれながら与えられたる快楽に唇を噛む。
落ちないように足を絡めて密着すると相澤の好きな最奥に届くと腹部の疼きに身体を震わせる。

「ぃ、っあぁ、しらくも…っ♡奥ぬるぬる…、そこっ、すき……こつこつしてぇ……あっ、あ……ぁ♡♡♡」
奥をコツコツと突かれながらカウパーを塗りつけるペニスの動きに閉じていた唇を開いて相澤が下品だと卑下する喘ぎ声が止まらなくなる。
「ショータ、かわいい…かわいい……もっと声出して聞かせろよ……」
かわいいと言われて嬉しくて汗ばんだ白雲の制服にシワができる位握りしめる。
背に感じる壁の感触以外は全て白雲に預けて向かい合って逃げられない状態で白雲から与えられる快楽で何も考えられなくなる。
汗が伝う二人が鼻先が触れる距離で見つめ合って自然と唇が近付くが紙一重のところで相澤の頬にキスをする。

あの日から事あるごとに注文した玩具の箱だけを角を潰したり破損させた白雲が『代替え品』を用意して玄関でそれを使うのが習慣になっていた。
あくまで代替え品なので唇にキスはしない。

キスがしたいと想いは同じなのに最後の一線のように引かれたラインに踏み込もうとしない。
互いの吐息を共有しながら絡まった身体を密着させて互いに精を吐き出すと玄関のフローリングに消太を下ろしてペニスを引き抜く。
未だにナカでイっているのかべったりと自分の吐き出した精液を絡ませたペニスを晒して足を投げ出してガニ股でビクビクと震える相澤にグッと欲が沸く前に使用済みのゴムを外して下着とズボンを履く。
仕事に支障をきたさないように『代替え品』を使うのは一回だけと決めているが、会える時間が待ち遠しいくて時間指定以外の荷物は相澤に会う時間を作るために休憩なしで飛び回っている。

にゃぁ…とフローリングをテトテト歩いてきた白猫に顔を舐められてくすぐったいと笑う相澤の格好とのアンバランスさに猫とショータ、エロいな…と白雲が思っていたらそれ、ちょうだいと使用済みのゴムを指差す。
「今日のおかずにする」
舌を出して精液が溜まったゴムをレロォ…と早く食べたいと舐める相澤にこれ以上は目に毒だと行ってくる！と背を向けるが返事はいってらっしゃいではなく。
「明日は置き配でいい」
今まで使ったことのない宅配BOXを使えと言う相澤に来客か？と何気なく聞いて後悔する。

「旦那が帰ってくるんだ」

2ヶ月ぶりの久しぶりの我が家に股間が膨らむのを感じながらエレベーターに乗る。

会社からほど近いホテルで生活していた時は大卒の新人達を社長の俺直々に『指導』していたが、やっぱり消太の穴が一番だと恋しくなり帰ると言えばわかったと返事をする消太。
昔から素っ気ない態度の消太だったが毎日俺のために穴を用意して待っている事を知っているので今すぐにぶち込んでやろうとズボンの上からちんぽを揉んで準備を始める。

治外法権本番OK風俗で働いていた消太の穴を気に入って結婚したが恋多き俺には1人に縛られる生活は到底無理で、催したら時々帰る生活が丁度良いと適度な距離で結婚生活を過ごしたがそろそろ孫の顔が見たいとママからお願いされたので仕事を休んで今日から一週間種付けフルコースで消太と孕まセックスにしけこむ事にした。

「おかえり」
俺好みの胸元が開くグレーのニットワンピースに編み込みハーフアップの消太を見た俺のちんぽがギンギンと勃ち上がるのを感じて「ヤるぞ！」と玄関で服を脱ぎだす俺を飯食ってからでもいいだろと脱ぎ捨てたジャケットを拾って旅行鞄を持つ消太にちんぽがイライラする。
「お前の存在価値はケツまんこだけだろ！勿体ぶるな！！」
「………」
淫売がと吐き捨てる俺の手を繋ぐ消太。

「仕事、疲れただろ。飯食って一緒に風呂入ってセックスしよう？」
「やら……やらっ！おれ、ままとせっくちゅしゅるぅ……！！！」
飛びついてニットを開くと飛び出した乳首に吸いつく俺にちゅーちゅーしたらご飯食べようなと頭を撫でる消太に乳首を吸いながらんくんく頷く俺は消太に抱き上げられて一気に赤ちゃんの気分に酔いしれる。

始まったか…と激昂したと思ったら赤ちゃん返りをした旦那をあやしながらリビングのソファーで背中をポンポンと叩くとむにゃむにゃと乳首を吸いながら眠る。

正直疲れた。
髭を剃って全身を綺麗にして旦那好みの媚びた格好でやるのはエイジプレイセックス。
３年前に幸せにしたいとプロポーズされて浮かれてOKしたがやってる事は風俗で働いていた頃と何も変わらないと相澤は深いため息をつく。

「何が子作りだ……反吐が出る」
残りの借金を完済してもらった恩はあるがそれ以上の感情は一切ない。生活する場所としてこの部屋を与えられたがここは檻で息苦しさしかない。
毎月与えられる100万の生活費は殆ど残ったまま繰り越し続けてそれなりの額になったので株取引で更に増やした。

ここから逃げる金はあっても旦那は必ず追いかけて今度はもっと頑丈な檻に入れるだろうと安易に想像がつく。

全くなつかない白猫の事をあまりよく思っていない旦那の機嫌を損なわないように2.3日のつもりで預けていたペットホテルに延長の連絡をして……と考えながら白雲を知ってから旦那に触れられるのさえ苦痛になってしまった相澤はこれから一週間どうすべきかと悩んでいたらインターフォンが鳴り、指をしゃぶる旦那を起こさないように寝かせて開錠して応答する。

「クラウド急便です」
「しばらく荷物はBOXに入れるかコンシェルジュに預けてくれ……」
「わかりました」
旦那に聞かれていいように他人行儀な対応の白雲の声。
たった一週間だ……と思うが、もしまた旦那がここに住むと言えば？子供が出来たら？通販する必要がなくなったら？と考えていたらリビングを出て足は玄関に向かっていた。
白雲以外に抱かれたくないと身体と心が一致した。
ここに居たくないと着替える間も惜しんで相澤は玄関横の何も入っていないクローゼットに置かれた貴重品を収めた旅行バッグを掴んで扉を開ける。

「白雲……？」
「……すげー格好してるなショータ」
旦那さんの趣味？と丸出しになった胸を指摘されるがお前……と制服ではなく初めて見るダウンジャケットにTシャツにジーパン姿の私服の白雲にかっこいいなとこんな時なのに相澤はときめいた。

「ショータ、俺さ……高校でバスケしてたけど事故でダメになった後色々あってずっと働きまくっててさ、あと少しで1000万円になるんだ…だから」

「旦那さんーーー！！！！！！慰謝料払うからショータを連れて帰りますッッッ！！！」

大声でリビングに向かって叫んだ後、相澤を抱き上げて走りだす。
相澤が履いていた靴が落ちるのも気にせずに略奪愛だー！！！とワハハハと笑いながら非常階段を一気に駆け降りる白雲にお、お前馬鹿だろ！！！と振り落とされないように白雲の首を抱きしめている相澤がくくく…あはは！と同じように笑い出す。

もういい、後から考えようと笑っている白雲の唇にキスをすると歩みが止まる。
唇を離すと見たことのない表情の白雲にまた惚れ直した相澤が目を閉じてキスを催促すると何度も唇が重なる。
「ウチ、ここより狭いけどペットOKだから猫ちゃんと3人で住もう…あと……」
「あと？」
「玄関じゃなくてベッドでいっぱいショータとエッチしたい！！！」
代替え品はもう嫌だ！！！とキスをする。
とりあえず大の男をお姫様抱っこして全速力で階段降りて息が上がってきた白雲に分かったからエレベーター使えと提案する。

「あれ……ままぁ……？」
大声で目が覚めたら消太が消えていた俺。

後日、消太から弁護士を通じて離婚の申し出があり、勿論俺は認めないと跳ね除けようとしたがタイミングが悪かった。

ホテルで指導していた新人の女が子供ができたので責任を取れと言い出したのだ。
俺の不貞についても弁護士にすでに調査済みですと証拠品をつきつけられる。

消太の希望は
・早期の円滑離婚
・何があっても俺と二度と接触しない
・双方財産分与なし(公正証書での放棄)
・俺を不貞で訴えない
・以前立て替えてもらった借金は返済する

俺に全く不利のないむしろ金まで返して貰えるならとサインをして弁護士に金が欲しくても二度と連絡してくるなと釘を刺した。

ママが突然の孫に喜んでいたので顔も穴も好みじゃないその女と再婚する事を渋々決めた俺だったが……ホテルで『指導』した10人全員妊娠したと訴えられて大々的にニュースで取り上げられて社会的信用を失った会社は一気に傾き、俺は慰謝料養育費契約違約金を払うために資産を売り払うが次々と俺の子だという女が現れて……親からは勘当された。

住む場所も失い、マスコミに骨の髄までしゃぶられる程追われる事になった俺はベトナムに逃げて細々と闇マーケットで働いて生活をしている。

Tôi muốn gặp Shota…(消太に会いたい…)🔚