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奏章1 

騎陣営の距離感とやり取りが個人的にすごく「ちょうどよさ」を感じてよかった。

高長恭が何を思って優秀であると思われないよう言動をセーブしているのかライノールは気付いてたけど、無理に踏み込んだり腹を割らせるわけでもなく、かといって歩み寄りや「彼本来の優秀さ」を放棄する様子もない。

白眼視せず、友好的なラフさと正当な評価を一貫してくれる相手、自分自身の在り方に苦しんで(そうして死んでいった)人間にとっては確かに「救い」としか言いようがない。

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