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冥界行の季節(恐らくはネモンテミを指す)の話 

ヤヤウキとシバルバーに満ちてる死の霧が晴れる期間(冥界行の季節)の説明が「太陽が360回目の休憩に入り、再起動するまでの5回期程の期間だけ」なの、これ完全にネモンテミの5日間だなと思ったっていう話。

最近「ネモンテミとテスカトリポカ」の論文を読んだのだけど、イスカリ月の後に来るネモンテミの基調にあるのは「どんな恐ろしいことが起こるか予測できない、人間の理解を超えた事が起こるかもしれない、という意味での根源的恐怖である」とあって、これを7章に当て嵌めるとまさしくORTの話じゃんとなったのよね。

イスカリ(成長)が終わった後、もう太陽は昇らない・明日はやって来ないという根源的恐怖であるネモンテミ(7章でいうところのORT)が訪れる。
汎人類史におけるアステカでは人々はこの恐怖の5日間、何もせず家に閉じこもって過ごすわけだけど、異聞帯ミクトランにおいては「もう太陽は昇らない」と滅亡を理解した上で戦える者は皆戦った…っていうのが、大きな違いのような気がする。

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