タイトル失念してしまい後悔しているのだけど発達障害当事者の書いた本の中に
資格を取ったことを「良かったね」と言われて「良かったんでしょうか」と返した。労働者がやれることが増えた。遣う側は便利で良いことだろう。自分の給料が少しばかり増えるのも良いことなのかもしれない。でも自分が覚えたかった訳ではなく会社のためになることを覚えただけ、やることが増えただけで、自分にとって「良かった」とは特に思えない。
というようなことが書かれていて驚いた。わたしは新しいことを覚えることは無条件に善、資格を取ることも試験に合格することも喜ばしいこととしか思ってこなかったので。
それを読んで以来時々、「自分にとって真に「良いこと」とはなんであるか」を考える。