たしかに。世界に物語がない(事実や因果がある)ことに付いていけなくて、信念を形作る要素の仕分けができないように見える。再現可能で実際に確認したことのある事実、自分にしか知られていないが確かな事実、確かな根拠に基づく一般的な事実、あるいは主張、確かな根拠に基づかない主張などの区別がない世界を生きている。フワッとした座り心地のいいストーリーを構成しそうな情報があればそれに没入し、画面いっぱいに広げてその外にも視界があることを認めない。そして繋げてしまう。動物のコロニーのような構造物として現実感を作って住んでいる。