小説【座敷童子の代理人/仁科裕貴】
面白かった。
ここで一区切りということのようで、登場人物が収まるとこにしっかりと収まってスッキリしました。
遠野物語をベースにした小説なのですが、遠野物語をしっかり読んだことがないので、いつか読もうと思います。挑戦したことあるんだけど、どうも楽しく読めなかった記憶しかなく。
遠野物語という曲があります。
忘れないで 幾度生まれ変わろうと
忘れないで ずっと
みたいな歌詞があるんですが、これ輪廻転生のこと?それとも存在を忘れてしまわれると妖力がなくなってしまいないこととなってしまう神様や妖怪のこと?
座敷童子の代理人には輪廻転生を良しとしない空海の話もあったり、安倍晴明とか天照大御神が出てきたりするのですが、知識が浅いので、そのあたりの本も読んでみたくなりました。