比較的新しいアメリカ政府系メディア、書き手は多くが反送中以降にもともとのメディアを失った香港系ジャーナリストたちだと思われる『歪腦 wainao』は取材力は非常に高くて、来月に力の入ったドキュメンタリー映像を公開するらしい。
テーマは「走線」。
これは中国国内の政治的抑圧や停滞感を背景として近年増加していた中国からアメリカへの非正規移住の手法であり、南米諸国を踏破して米国南部国境フェンスを超え、亡命申請を行うというもの。
過酷な道のりであるもののルートなどは確立されており、一家揃ってこのような手法を採る人々の様子も各種の動画サイトなどに投稿されてきた。
トレイラー説明文によるとこのような内容であるとのこと。
このドキュメンタリーは四つの大陸を跨ぐ中で極度の肉体的、精神的試練に直面した「走线」当事者たちの、回復力、犠牲、希望といった非常に個人的な物語を捉えている。
献身的な撮影と感動的なインタビューにより、今日の世界的な移民危機という大きな背景を背景に、この危険な旅の背後にある深い犠牲と決意を明らかにする。
https://www.youtube.com/watch?v=LIcksC23ITc&feature=youtu.be
"Walk the Line"か。ヒスパニックは、従来は民主党支持が多かった。今回の大統領選で、少なからぬヒスパニック系市民がトランプに票を投じた。その理由をわかろうともしない自称「リベラル」の民主党支持者は意外と多い。中国系市民もトランプ支持に転じなければいいけどね。数年~十数年かかる正規の手続きで移民してきた人達(とその子供たち)&決して裕福とは言えない正規移民の人達にとって、非正規移民は breaking into line, cutting in line なんだよね。
QT: https://mastodon.social/@Salamander_k/113555861086502505 [参照]