五輪開会式の話題がチラチラ目に入ってくるのだが、本邦の民主主義は「上から与えられた」ものであり、「血を流して勝ち取った」ものではないので、アレを受け入れる土壌がないのだなと理解している。エウメネスのいう「文化がちがーう」ってやつだ。
愚かしくも暴走し虐殺も起きたり反動で帝政が起きたりしながらも自らの手で勝ち取った、という意識の有無は、血を流さずに平和に政体移行できた(一応、薩長の私兵は流血してるが)という意味では誇らしいことかもしれないが、それは当事者性の欠如とコインの裏表なんで、うーんという感じ。