※二十六夜を二十三夜と間違ったので書き直して再投稿。
しかし十三夜さまも中秋の名月の十五夜ほど話題にならないな。そのうち忘れ去られるのかな。
岡本綺堂の『月の夜がたり』という怪談風掌編が青空文庫で公開されてるので読んだけど、明治の中頃までは旧暦七月の二十六夜も月見をしたらしい。いまでもやってる地域があるのかもしれないけど、ネットで検索しても情報はあまり出てこないし、そのうち十三夜もこの二十六夜のように消えてしまうのだろうか。
とはいえ同じく岡本綺堂の十三夜を題材にした『影を踏まれた女』などの古い娯楽作品が命脈を保てれば、十三夜という月見の行事があったこと自体は辛うじて伝えられていくのかもしれないけど。