そろそろ潮干狩りの時期だな、私は行く予定ないけど。
岡本綺堂の半七捕物帳作品の1つに「海坊主」というのがあって、その中で江戸の潮干狩りは桃の節句の3月3日の町行事と定められていて当日は町人が大挙して江戸前海岸に押し寄せて貝を採って楽しんでたみたいに書かれてて、旧暦の3月3日は新暦では5月5日辺なのかと思ったけど、調べてみたら旧暦3月3日は今年は4月11日になってた。江戸期に使われてた暦とはたぶん違うと思うけど農暦ならそれほど違ってないはずだから、ちょうど今頃が江戸期の潮干狩りイベントシーズンだったのね。江戸後期は小氷河期と呼ばれるくらい低温が続いたっていうから、かなり寒い中でやってたのかな。潮が引いた浜で水に入らないとはいえ海辺は相当寒かったと思われるけど。
急激な温暖化で4月の夏日が増えてる東京では今日あたり潮干狩りしてもちょうど良さそう。