『空からゾウ4頭、輸送に1億円 サトウキビ90キロで快適な空の旅』

「子どもに大人気のゾウさん(を見たい)という市民の期待感に応えた。」
「『空腹で暴れだすと、現地でずっと一緒にいたゾウ使いでも手がつけられなくなる』(園担当者)といい、機内では1頭あたり90キロのサトウキビを用意し、ゾウ使いが与えて機嫌をとった。」

「見たい」という我々の都合で生息地から引き離され、狭い世界でこれからの生涯を送ることになるゾウ。この地震だらけの土地にこんなに動物園は要らない。動物園が持つ役割の範囲をとうに逸脱して商業や娯楽のために動物たちが使われている。

タイトルから滲み出る、「ゾウ『ごとき』のためにこんなにコストをかけて『快適』にしてあげた」「本来ゾウ『ごとき』を丁重に扱う必要などないが、暴れるのでやむなく丁寧に扱った。こんなに良い待遇でゾウは幸せだね(笑)」っていう、「良くしてやった」みたいな上からな態度が嫌だ。
たくさんのサトウキビを与えて機嫌を取っていないと暴れだしかねない状態の何が「快適」か

asahi.com/articles/ASS7Z358SS7

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勿論、動物園の役割についても考え直しが行われるべきなのは大前提として、日本の状況はその建前すら投げうったもの。動物園や水族館が多すぎる。

ミャンマーより福岡の方が気温が高いそうだ。この時期のミャンマーの平均気温は25℃。10℃くらい気温が違う環境に連れてこられたのではないか?
しかも軍事政権下のミャンマーとの取引。

『ミャンマーから福岡まで28時間 ゾウ4頭「輸送大作戦」の舞台裏』

「子どもたちがゾウから自然環境を考えるきっかけになれば」

それなら尚更、本来の生息地にで暮らす様子に触れてもらうべきでは?いつも「子どもが残念がる」とか「子どもの教育」とか、子どもたちを言い訳にするなよ。
記事を読んでみたが、「それなら最初からやらなければ良い」としか言いようがない。

mainichi.jp/articles/20240731/

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