敏夫の腕から血をグラスに滴らせてワインで割って飲むのが好きな辰巳。煙草を吸ってる人間の血は苦いだけだけど、先生の血は苦くも甘い。何ででしょうね?ってグラスに溜まっていく血を見つめながら呟く辰巳。敏夫は無言でベッドで横たわり天井を見つめている。そんな敏夫の髪を弄りながらワイングラスを見つめる辰巳だけど、ワイングラス1/3ほど溜まった時に敏夫の目が瞼の裏に隠れ失神すると止血をして赤ワインを敏夫の血に注ぎそれを飲み干す。「あぁ、先生の血は毒の様だ」ウットリしながら呟き、青い顔の敏夫の頬を撫でる辰巳。
#敏夫受