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あの頃感じた「未来の東京」へのトキメキと、現在。(長文注意) 

僕は東京2020大会(五輪・パラ)をずっと応援していた。その理由の一つに「様々な街が一斉に新しくなっていく」という希望があった。
実際、五輪と直接関係がなくても、あらゆる再開発事業などが「2020年」を目標に急ピッチで進められ、臨海部には新たな施設が次々生まれ、その壮大さやデザイン性は10代の自分にとって、未来への希望を強く感じ、現実的な想像を広げさせ、心をときめかせた。

しかし、大会後…新たな施設の多くはCOVID-19の影響もあって、盛り上がりに欠ける状況に…。
そして2020年という目標が無くなった東京は、様々な地区がバラバラな目標でゆっくり開発されていく、漠然とした状況に戻ってしまった。中には新宿や日本橋のように、20年以上先の遠い未来を目指した計画もあり、想像が効かない。

10代の頃に全身で感じたワクワク感もトキメキも、一気に無くなってしまった…。
僕はずっと自分の住む東京が好きだけど、これからの東京をどう捉えればいいのだろうか…。

最近、観光地というほどではない大きな公園や山などを、冒険の如く歩くようになったのは、多くの人にとって未知の新しいものを求めたいという、自分の潜在的な心の現れなのかもしれない…。

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