この、本来定義不能な、存在しない「日本人」というカテゴライズ、仕事で校正する原稿(つまり出版社から出てきた原稿)でもまあまあ散見する。出版社やジャンルによっても傾向は違うのだろうけど。
そもそも著者さ〜〜というのはもちろんそうなんだけど、
・編集者にそれを指摘する知識がない
・編集者にそれを指摘する能力がない(著者との関係構築の観点で)
・出版社がそういう教育を実施していない
・編集者ないしは出版社が「日本人」呼称を喜ぶひとを読者ターゲットにしている(意図して「日本人」呼称を用いている)
どれだとしてもがっかりする。自分は可能な範囲でエンピツを入れるけど、外部委託の校正者が入れられる指摘はたかがしれており、それも無視されたらおしまいだし……