被災地に対する日本の冷酷さについての愚痴
※私が過剰に反応してるかもだけど、被災された方が見たらしんどくなることもあると思うので、念のため閉じます
岸田文雄名義Twitterアカウントが発した空虚で冷酷な言葉と、JNN調査の結果にやられている。
〈明日で発災から1週間となります。
瓦礫の下で、まだ助けを待っている方のため、決して諦めず、(略)〉(1/7 18:39)
https://twitter.com/kishida230/status/1743930447544078819
【速報】能登半島地震、政府の対応「迅速だと思う」57% JNN世論調査(TBS NEWS DIG、2024/1/7 23:19)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/929202
この電話調査、被災された方は回答していないだろう。そして回答の約半分は固定電話。土日に固定電話でアンケートに回答する層が答えているということになる。
私はテレビを見てないけど、能登半島に関する報道は著しく少ないと聞く。そういう要素が影響してこの数値になっているという推測はできる。
しかし、あまりにも冷酷すぎないか。
被災地に対する日本の冷酷さについての愚痴
回答者が「迅速だとは思ってるけど十分だとは思ってない」という可能性もあるかもしれないけど。
〈「人的・物的支援については現時点で一律に受け入れていない」と表明しましたが、この方針について、44%の人が「適切ではない」と答え〉たとあるし。聞き方の影響もあるだろう。
それにしても……「マスメディアが知らせないからね、知らないなら『迅速』って言っちゃうよね、しょうがないよね」って思えない。
そもそも「能登半島に入るな」からしてすでに冷酷なんだ。このアンケートや、岸田名義の空虚な言葉に始まったことじゃない。けどこの数字はけっこう堪える。
マスメディアは、自公政権との共犯でこの冷酷な社会をつくっている主体者だ。加担じゃない。
マスメディアのなかで働いているひとりひとりをひとつにくくって語ることはできない、ということは忘れていないけど、媒体としての日本のマスメディアは十二分に罪深い。本当にひどい。そしてその媒体はひとがつくっているものだ。