『デューン 砂の惑星 PART2』観たのでメモ
1は、映像がきれいだけどもっさりしていてあまり面白くない映画という印象だったので、それよりは面白くなっていた、個人的には。1の方が好きな人もいるだろうな、という感じだ。
話の展開が動くのと、チャニへの視点が多かったことが面白いと感じた大きな理由かと。信仰と戦闘の中で救世主が誕生する事への疑問の視線、現代の鑑賞者の感覚担当。あとポールの人間性を描く補助。
ポールの情緒の動きがあまり描写されないんだよね…予知に抗っているけどなんだか一面的だし。それでも1よりは主体性があるのでやや面白い。
アクションは1よりかなり観やすくなっていた。とても良かった…とは言えないけれど。
カットの長さや切り替えも、もったいぶった感じが減っていて観やすいと感じた。
世界観を示すような絵面は1より減ったけれど、まあそれは…1で映像や画は綺麗なんだけど全然エモくないんだよな…と思っていたので。
編集や映像のゆったりして美麗なのが、情緒や壮大というよりも重鈍に感じられていたのが減った、個人的には改善された印象かな。
音楽、音響は良かった。重低音でデュルデュルドコドコするのが話を煽っているので、結果劇場で観て良かった。