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『ディヴァイン・フューリー/使者』観た

キリスト教思想と儒教的思想って、父なるものへの思慕敬愛のような部分で相性がいいのだろうか?興味深いなー、と思いながら見たエクソシスト・アクション。なかなか面白かった。
父親と神父さん、守り教え導いてくれる者と主人公の邂逅のドラマは暖かい感じで面白かったし、神を憎む者こそ神を信じている(信じない者はそもそも憎しみを抱かない)という理屈から聖痕パワーが解放されるってのが面白かったな。父なるものへの愛憎が軸なんだよね。
主人公が総合格闘技家で、手のひらの聖痕と聖水で肉体的にエクソシストするのが新鮮でとてもいい。アクティブ祓魔楽しい!
ホラー的描写、悪魔的ものの造形がなかなか気合が入っているのも良かったですね。ヨンフを夜な夜な襲う悪魔?とか、祭壇の水溜めに引き込む数多の手とか、禍々しくて良いよね。

話運び、編集?が丁寧ともいえるけど…とても普通なので若干退屈だなとは思いました。この内容ならもっと面白く見せてほしかったという感じ。
これ、ヨンフとチェ神父とが仲良くなって組んでも楽しいのになー、と思ったらチェ神父再臨するんですか?ありがとう。待ってる。

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