『哀れなるものたち』観た 続き
マックスとの結婚に自然に落ち着くのも、せっかくあんなに自由を突き進んでいるのに、なんだろう、少々残念だった。自分は個人的に婚姻関係にあまり価値を感じていないので…。でもマックスのことを考えたら、戻ってきてくれて本当によかった‼という気持ちではある。
ベラをいいようにできる・自分は軽快な精神の持ち主だと思っているダンカンが、自覚していなかった世間体や支配欲に振り回されてズタズタになっていくのがめちゃくちゃ面白かったですね。悪くて情けないマーク・ラファロ、面白い。おいしい役!
あとゴッドウィン役のデフォーさん、完璧だった。登場シーンの顔、表情に雰囲気が良すぎて、なんか興奮してしまった。ゴッドはベラを創造した自身のエゴや傲慢さと創造したものの自由を尊重する矛盾、自身の愚かさを自覚している、でもだからといってやめられるわけではない、という複雑さが感じられて、こちらも良い役でしたねー。面白かったー。
#映画 #感想