『緑の光線』感想続き
しかし、観光地の人がごった返す浜辺でバカンスだからとひとり海水浴をするのはきつすぎるのでは…友人の親戚と過ごすのもきつい…自分だったらそんな根性ないわ。とにかく誰かと居たい。でも人と居ればいるほど、孤独が増すものだよね。そうかと言って、悶々とした気持ちでは滞在先の部屋でも外でも一人でいるのは落ち着かない、自宅にもいれないのもわかる気がする。所在なさげな様子が、気の毒であり面白くもあり。散歩の途中で悲しくなってしまうのは、なぜか特に共感したな…
肉食拒否の場面、彼女なりの意志の強さがありつつ明確に説明できないもどかしさを抱えいるのがわかるちょっと重要な場面なのだろうが、彼女も周りも主張を下げたりぼやかないので気まずくなっていくのが、文化の違いなのかなと面白くなってしまった。